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岩槻城下町のランドマーク

岩槻区/時の鐘

岩槻駅東口 日光御成道を岩槻方面に向かう途中の渋江交差点で一本脇に入った先に、岩槻の時の鐘はあります。

岩槻の木製観光案内サイン「観光スポットサイン」の22番、案内の矢印どおりに進んですぐ、大きな石段の上に、鐘楼(しょうろう)に吊り下げられた鐘が見えてきます。

江戸時代、武家地の街路である渋江小路と、町屋の中のひとつである渋江町の街路との境「渋江口」と呼ばれていたところに門と番所が設けられていました。

この渋江口に接する武家屋敷の一画に、時の鐘が設置されました。

 


 

歌にも唄われる岩槻の時の鐘

 

この鐘の音は四里四方に響きわたっていたといわれ、「岩槻にすぎたるものが二つある 児玉南柯と時の鐘」とうたわれるほど岩槻の人々の誇りになっています。

児玉南柯(こだま なんか)は、江戸時代の教育学者・儒者であり岩槻藩大岡家に仕えた岩槻藩士で、時の鐘から5分ほどのところにある岩槻藩遷喬館は寛政11年(1799年)に児玉南柯が開いた私塾です。

 

埼玉県内には川越や行田にも再鋳された鐘はありますが、現役で今日まで使用されているものとしては、岩槻の「時の鐘」が最も古いものです。

 

日光御成道沿いには、この時の鐘を形取った「時乃鐘最中」を販売している時乃鐘田中屋さんもあります。

岩槻散策のお土産に、是非 併せてお立ち寄りください。

 

 

※時の鐘周辺は住宅地です。
訪問の際は、住民の方のご迷惑にならないようご配慮ください。

記事作成:まいぷれ大宮編集部

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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